2019-4-18

[WorldNavi 2018 AUTUMN 寸鉄]

 第二次世界大戦中、ドイツによる激しい空襲のさなかにもかかわらず、ロンドン市民は平然とティータイムで紅茶を楽しんだという逸話がある。文化と伝統を大事にする英国民にふさわしい話だ。
 さて、我が日本において英国の紅茶に比肩する文化といえば、緑茶であろう。かつて私は大学教授であった10年ほど前、防衛省・自衛隊関係者向けの新聞『朝雲』にエッセーを連載し、『冷たいお茶と文化の消滅』と題する一文を寄せたことがある。趣旨はこうだ。
 ──『お茶は単なる飲料ではなく、紛れもない日本の文化である。...

2019-1-16

アジアとヨーロッパが混在する親日国トルコ

 春のトルコを旅した。トルコは、もともとはギリシャ・ローマ文明の地である。同文明の遺跡がいたるところにある。そのベースの上に、10世紀から13世紀にかけて中央アジアからトルコ系民族の源流が進出、アナトリア地方(現在のトルコ地域)を支配するに至った。


 1453年にオスマン・トルコ軍はビザンチン帝国の首都、コンスタンティノープル(現イスタンブール)を陥落させてヨーロッパに橋頭堡を築く。やがてオスマン・トルコ帝国は東ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアまで支配する大帝国に成長する。第一次世界大戦までは...

 私は長年、慰安婦問題を研究してきました。最初は女性の人権問題かと思いきや、よくよく調べてゆくと、旧社会党や日弁連が中心となって“戦後賠償ビジネス”を日韓両政府にしかけたものだということが判明!彼らは“人権・戦後補償”という美辞麗句で塗り固め、日本の国庫から金を引き出し韓国が呼応するというマッチポンプを思いついたのです。

 朝日新聞を中心とした慰安婦報道ビックバンといわれた91年は、奇しくも旧社会党のスポンサーだったソ連邦が崩壊した時期に重なります。日本側から問題を拡大させた証拠の一つに土井たか子氏の秘書が挺対協(韓国で慰安婦像を建て...

2018-9-25

映画『その男ゾルバ』の島・クレタ エーゲ海の最涯に官能と激情の

風が吹くギリシャ・クレタ島紀行

 さる年の夏、うだるような暑さの中、ギリシャ・クレタ島を訪ねた。地中海の東、ギリシャとトルコの間に横たわるエーゲ海の南端に、その島はある。水平線の彼方はアフリカ大陸だ。


 青銅器文化・エーゲ文明の一環であるクレタ文化(BC1880〜1300)繁栄の地である。最高神ゼウスが生まれたとされる島でもある。半人半牛の怪物ミノタウロスが閉じ込められた迷宮伝説で有名なクノッソス宮殿等々、神話の世界が目の前にある。


 他の地中海の島々の例にもれず、ギリシャ...

2018-8-20

「臨床研究に係る制度の在り方に関する検討会」が発足されたのは、つい最近の

臨床研究に関する次の不適正事案3案件による。

1案件;平成25年の夏、ノバルティス社の高血圧症治療薬ディオバンに係る臨床試験においてデータ操作等があり、試験結果の信頼性研究者の利益相反行為等の観点から社会問題化。平成26年1月、ノバルティス社を薬事法の誇大広告禁止規定違反の疑いで、刑事告発された事案です。

2案件;平成26年7月、またも同社は、白血病治療薬タシグナに係る臨床試験において、全ての患者データがノバルティス社に渡っていたことが明確になり、実質的に、ノバル...

地方創生と最近ではかなり注目されている状況でありますが、私は10年以上前から日本酒を通じ地域活性化を推進してきております。この地域活性化については実際に関わると、地域特性を知り地域を自分の地元として付き合う事が大切であります。地域住民との交流無くして改革は出来ないのです。その中でも地域集落は高齢化が急速に進んでいる事に気づくのです。政策で地方創生と訴えていますが、本当の地方創生とは何か?地域が喜べば良いのか?そうではないのです。

現在高知県四万十市大屋敷地区では限界集落で80人程の住民で暮らしています。この地域は四万十市の中でも比較的...

 私たちはこの度、国会議員5名で新たに希望の党を立ち上げました。

 日本の外交、安全保障、経済、社会、教育、それぞれの分野で不確実性が高まる中で、今こそ、新たな国家ビジョンと改革方針を打ち出す政党が求められています。

 私たち希望の党は、自民党のような利権保守ではなく、何でも反対の抵抗野党でもない、「改革保守」という第3の道を目指していきます。

 外交・安全保障は現実的な政策を、そして、経済をはじめとする内政は、政府に対して対案を提起していく、是々非々のメリハリのある政治に挑戦していきます。

 具体的な政策として、まず第1に憲法改正を目指し...

 自民党の二階俊博幹事長が率いる二階派(志帥会)が7月31日から8月2日まで、夏の派閥研修会を開いた。毎年恒例のものだが、なんと、場所が韓国の首都ソウル。ご丁寧にも派閥研修会とは関係のない経済人を300人近く引き連れて行った。そもそも海外で派閥研修会を開くのは異例中の異例で、台湾など親日国・地域があまたある中で、よりによって竹島や従軍慰安婦問題を巡って激しく対立する「世界最大級の反日国家」である韓国にわざわざ大挙して出向くというのは全く理解に苦しむ。

 一体全体、韓国で派閥研修会を開くなどという発想はどこから出てきたのか。二階氏は日韓...

 日本は国家の三要素である「領土・国民・主権」のどれもが磐石とは言い難い状況にある。

 領土においては北方領土や竹島が隣国に不法占拠されており、尖閣諸島も狙われている。日本領海内での外国による不法活動も止む気配はない。

 主権においてもナチスになぞらえてヒステリックに政権を非難し続ける朝日新聞を始め、メディアによる反日報道。憲法改正や政治家の靖国参拝への反発を始めとする中韓による内政干渉の常態化など、内外から揺さぶりを掛けられ続けている。そして我々国民である。

 ご存知の通り日本は少子高齢化社会に突入しており、2025年には3人に1人が6...

[World Navi 2018 SPRING Vol.26 疾風]

 安倍晋三首相(自民党総裁)が提起した憲法への「自衛隊明記」案に、憲法九条を改正したくない左派・リベラル派が反発している。彼らは「自衛隊が合憲であることは国民の大多数とほとんどの政党が認めている。今さら明記することに意味などない」という論法をとる。

 しかし、九条の墨守と、憲法を改正して自衛隊を明記するのでは雲泥の差がある。自衛隊明記の方が日本の平和を保っていく上ではるかに有意義だ。

 九条二項を削除して「軍の保持」を認めるのが理想だが、政治情勢を考えれば一足飛びに実現...

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